« 2006年5月7日 こどもフェスティバルでの「子供釣り堀&釣り教室」 | TOP | 捨てないで! »

2006年5月7日 こどもフェスティバルでの「子供釣り堀&釣り教室」  開催リポート
報告:堤 定一

2006年5月7日 こどもフェスティバルでの「子供釣り堀&釣り教室」に参加して
堤 定一(松戸市在住)

国民宿舎「水郷」にて開催された「こどもフェスティバル」での
「子供釣り堀&釣り教室」に初めてお手伝いとして参加しました。
朝方は結構強い雨だったので、子供たちの参加が心配されましたが、
開始頃には雨は上がり、その後は降っても小雨程度となって、
子供達が続々と集まって来ました。

「僕、じっちゃんと釣りに行ったことがあるよ」と得意げな男の子。
「僕はお父さんと兄ちゃんと海にいったよ。釣れたのはフグだったけど。
今日はお兄ちゃんより大きいのを釣りたいなあ」と目を輝やす男の子。
「私初めてなの」とはにかみながらチャレンジする女の子。
自分で釣り針に赤ムシを刺そうと奮闘している子。
こども一人一人にそれぞれの特徴がありました。
でも、釣れた時はみんな一緒です。
心の底から本当にうれしそうな顔です。
そして得意げな顔。満足な顔。
ガッツポーズをする子など、嬉しさの表現がそれぞれ違います。

後半はプレッシャーもあって釣れづらくなりましたが、
ほとんどの子供達は釣れるまであきらめず頑張っていました。
子供って、本当に純真無垢で一途で可愛いものですね。
同伴したお父さんやお母さんも、
釣れた時の子供達の笑顔を見て喜んでくれました。

私が育ったところは、北海道の室蘭市です。
家から15分も歩くと沼が点在し、
さらに広大な湿原地が広がっていました。
小学校から帰るとカバンを放り投げ、竹の延べ竿を担いで魚釣りです。
餌はミミズかおやつ代わりに握ってもらったおにぎりのご飯粒です。
いつも子供達だけで釣りに行きました。
互いが釣果を競い合ったり、
また釣りを教え合いながら社会性を学びました。
しかし、今は宅地化が進み、その場所は家や道路に変わり果て、
その頃の面影は全くありません。
自然環境と同時に釣り場が無くなってしまったのです。

今回、「子供釣り堀&釣り教室」に参加した子供達にとって、
霞ヶ浦という釣り場環境が近くにありながら、
釣りを経験していないこどもが多いのに驚かされました。
確かに、今のような物騒な世情では、
私の子供の頃のように子供だけで釣りには行かせて貰えないでしょう。
また、様々な遊びが蔓延る現代では、年端のいかない子供達に
自然のフィールドでの釣りを教えるのは難しいでしょう。
こういった状況下で釣り体験をさせるには、
このようなイベントが必要だと切に感じました。

今回は、全ての準備が整ってからの参加でしたが、
その準備を行った吉田幸二さんをはじめとするNPO水辺基盤協会の方々、
横山会長をはじめとするW.B.S.の方々の労力は、
大変なものだったと思います。
釣りとは老若男女を問わずに楽しめるスポーツ的要素の入った、
自然と対話が出来る楽しい遊びだと思っています。
参加した子供達の中から釣りに興味を持ち、釣り大好き人間になって、
自然のフィールドのことを考える人が一人でも増えることを願い信じて、
これからも機会があれば参加させていただきたいと思います。

あの子供達の素晴らしい笑顔に出会えて、本当良かったと思っています。
ありがとうございました。

***********************
霞ヶ浦防塵挺身隊
堤 定一
***********************


写真提供:金澤一嘉

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.npo-mizube.org/mt/mt-tb.cgi/2678