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第13回 霞ヶ浦防塵挺身隊 開催リポート
報告:吉田幸二

第13回 霞ヶ浦防塵挺身隊 開催リポート
報告:吉田幸二

10月28日(土)、霞ヶ浦防塵挺身隊の13回目の清掃活動が、
霞ヶ浦湖岸と桜川河口で行われました。
官民協働での作業には、計71名の参加者があり、
過去二番目の参加者数になりました。

特筆すべきは、ゴミ処理で御世話になっている土浦市
環境衛生課・塙課長と環境保全課・折本課長の参加や、
茨城県国際課のJETの皆さん、
霞ヶ浦環境科学センターの井上副センター長等、
行政側からの参加者が多かったことです。
皆さんの霞ヶ浦に寄せる熱い思いを感じた次第です

また、今回も行方市の高橋建設から四名の参加者があり、
これに土浦市環境基本計画推進協議会から六名の参加者が加わり、
さらに(社)霞ヶ浦市民協会NPO水辺基盤協会の会員と、
官民協働作業による湖岸の清掃活動の意義をより強く感じた次第です。
参加された皆さんの、霞ヶ浦に寄せる熱い思いは
きっと後世に伝えられると思います。

JETのメンバーが渋滞で多少遅れたものの、
午前9時の集合時間には70名以上の参加者の
ほぼ全員が集まるという統率に、少々驚きました。
NPO水辺基盤協会の吉田代表より作業手順の説明を受けて、
9時15分には清掃活動が始まりました。

今回は洋汀丸を始めとした11隻のボート部隊と、
40名に及ぶ水中&陸上回収部隊、9名ほどの陸上分別部隊に分かれ、
水辺のゴミとの戦闘が始まりました。
数日前の大雨の影響で、上流から多数の流木が下流へと押し流され、
これに水位上昇が加わって、
ゴミは葦原の奥へと打ち寄せられていました。

そこで、先ずは葦の外側にある流木の除去です。
この流木を取り除かないと、
ほんの僅かな風波でも葦が倒されてしまいます。
また、葦の奥に入り込んだゴミを回収できません。
そこで、手作業による流木除去が始まりました。
水位上昇と陽気のために水辺の植物には、
ドクガ等の毛虫が沢山ついていました
これらにも注意をしながらの作業はかなり辛いものでしたが、
湖内で減少しつつある葦を守るためにも、
防塵挺身隊はゴミ除去作業を続けました。

流され打ち寄せられた有機無気のゴミを除去し、
その奥に入り込んでいる浮遊無機ゴミを回収していくと、
葦原は見る見るうちにキレイになりました。
葦原のゴミが除去されると本当に清々しい気持ちになります。
この清々しさはゴミ拾いをしているものが得られる特権です。
しかし、ゴミの分別している人にとっては、
集まってくるゴミを分別するにつけ苦痛になります。
それは、『こんなもの捨てるなよ』と言う気持ちばかりが
沸き上がってくるからです。
そこには『もったいない』と言うエコの基本的精神が生まれます。

いずれにしても水辺のゴミ拾いを体験すると、
非日常的な快感を得ることができます。
そして、ゴミを水辺に捨てていく人は、
自分の心や体までも捨てていることに気付いてください。
霞ヶ浦は人々の命の源、水道水源地なのです。

71名による霞ヶ浦の水辺の清掃活動は無事に終了しました。
水辺から除去処理されたゴミの量は、
40リットルの可燃ゴミ袋が128袋、不燃ゴミ袋が18袋でした。
その他、竹や流木など可燃ゴミ128袋を大幅に越える量の
有機ゴミを除去することが出来ました。
参加下さった皆さんに感謝です。

清掃活動終了後は、水辺のゴミ勉強会が開催され、
土浦市のゴミ処理の現状やゴミの減量化への期待などが話されました。
また、JETの皆さんからの感想では、
水辺のゴミ拾いは大変に興味深いものだったようです。

今後も、この様に官民が一体となって推進する
霞ヶ浦環境浄化活動を行うことが、
後世にゴミのない美しい霞ヶ浦の水辺を残す、
一つの方法であることを再認識した第13回霞ヶ浦防塵挺身隊でした。

勉強会終了後、参加費で賄われた昼食が配布されました。
今回はヒレカツ丼です!
そして、今回もハインツ日本からコンソメスープのご協賛を戴き、
皆さんに温かいスープを振る舞うことができました。
また、デザートのフルーツとして、
WooDreamさんがリンゴを寄付してくださいました。
さらに、NPO水辺基盤協会会員の堤さんからロイズのピュアチョコレート、
村川さんからは美味しいお煎餅の差入れがありました。
ご提供下さいました皆さん、ご馳走様でした。
重ねて感謝申し上げます。

食後には、JETのメンバーとNPO水辺基盤協会の交流釣り教室が開催され、
皆さん楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ラインが絡まることを日本では、『おまつり』というのです。
フェスティバルやカーニバル、セレブレイションではありません。
『お祭り』『おまつり』『オマツリ』です。
ハイッ、英語の授業はこれまで!


主催:NPO水辺基盤協会、(社)霞ヶ浦市民協会
協賛:ハインツ日本(株)、WooDream、堤 定一、村川勇介
後援:国土交通省霞ヶ浦河川事務所、土浦市環境衛生課、
   土浦市環境保全課

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